「アレクサ、電気を消して」と声を掛けるだけで、今の照明を操作したい。
そんな場合でも、壁スイッチそのものを交換する必要があるとは限りません。
既存のスイッチを動かす、照明へリモコン信号を送る、照明や電球を対応製品にする、という方法があります。
どれを選ぶかは、現在の照明と、音声で行いたい操作によって決まります。
今の照明に合わせて方法を選ぶ
| 今の状態 | 検討する方法 | 主な確認点 |
|---|---|---|
| 壁スイッチでオン・オフする照明 | 後付けのスイッチ操作機器 | 形状と動作への適合 |
| 赤外線リモコン付きの照明 | 対応するスマートリモコン | 型番と赤外線操作への対応 |
| 電球を交換できる器具 | Alexa対応スマート電球 | 口金、寸法、器具との適合 |
照明を買い替える予定があるなら、Alexa対応の照明本体を選ぶ方法もあります。
まずは今ある機器を確認し、必要な買い足しを整理しましょう。
方法1:SwitchBotボットで壁スイッチを動かす
SwitchBotボットは、スイッチ付近へ取り付けて物理的に操作する製品です。
Alexaによる音声操作には、対応するSwitchBotハブとの組み合わせが必要です。SwitchBot公式・ボット
この方法は、気に入っている普通の照明を残し、オン・オフを便利にしたい場合に候補になります。
ただし、すべての壁スイッチへ取り付けられるわけではありません。
押す位置、設置スペース、オンとオフの動きが実現できるかを確認します。
壁スイッチを動かす構成では、照明自体に調光や調色の機能が追加されるわけではありません。
明るさまで音声で変えたい場合は、別の構成も比較してください。
方法2:赤外線リモコン付き照明を連携する
既存の照明に赤外線リモコンが付いているなら、対応するスマートリモコンから操作する方法があります。
SwitchBotハブ2などが候補ですが、照明の型番や使いたい機能への対応を事前に確認します。SwitchBot公式・ハブ2
この構成では、壁スイッチをオンにして照明へ給電しておきます。
壁スイッチが切れていると、リモコン信号を送っても照明側が受け取れません。
また、スマートリモコンは照明へ信号が届く場所に置く必要があります。
家具の陰などを避け、実際の設置位置から点灯と消灯ができるかを確かめましょう。
方法3:Alexa対応のスマート電球を使う
電球交換式の器具なら、スマート電球で操作を追加できます。
Tapo L535EはAlexa対応を案内しているE26電球の一例です。
口金だけでなく、寸法や器具の使用条件も確認してください。Tapo公式・L535E
スマート電球も、通常は壁スイッチをオンにしたまま使います。
アプリやAlexaで消灯することで、次の指示を受け取れる状態を保ちます。
LED一体型照明では一般の電球へ交換できないため、この方法をそのまま使うことはできません。
器具を残すなら対応するリモコン方式、買い替えるならスマート照明本体を検討します。
設定はメーカーアプリから順に確認
最初にメーカーの案内に沿って機器を登録し、そのアプリから照明を操作できることを確認します。その後、指定された方法でAlexaと連携してください。
スマートフォンの設定用アプリに加え、部屋で声を掛けるにはEchoなどのAlexa対応端末も用意します。
連携方式によって必要なハブやコントローラーが異なるため、「Alexa対応」の表示だけで必要な機器が全部そろうとは限りません。
購入する型番の接続条件を確認しましょう。
Alexaに登録する名前は、「寝室照明」など呼びやすいものにします。
同じ部屋の複数の照明をまとめる場合も、最初は1台ずつ音声で動かし、正しく識別されることを確認します。
点灯・消灯と状態の確認は別
ボタンを押すたびに点灯と消灯が反転する構成では、現在の状態によって操作結果が変わります。
「押す」という指示だけでは、必ず消灯するとは限りません。
オン専用、オフ専用の操作を使えるか確認し、使えない場合は運用を考える必要があります。
外出先での操作では、アプリ上の表示だけで実際の照明状態を確認できるかも見ておきましょう。
家族が手動で操作した後や、通信が一度切れた後も確認しておくと、日常で困りにくくなります。
照明を消す目的の定型アクションへ、状態を反転させる操作をそのまま入れると、逆に点灯させる場合があります。
就寝時などの自動化を始める前に、動作の意味を確かめてください。
壁の中の配線を扱う方法は別に考える
後付け機器で外側からスイッチを押す方法と、壁スイッチを配線ごと交換する方法は異なります。
壁内の電線の接続・変更を伴う作業は、電気工事業者へ相談してください。
賃貸なら設備変更の可否も確認します。
音声操作が使えない場合に備え、手元の操作方法も残しておくと便利です。
照明を残したいのか、色や明るさも変えたいのかを決め、目的に合う方法から始めましょう。
