PhilipsHueブリッジはPhillips社が展開しているスマート照明ブランドHueのハブです。
この記事ではPhilips社が販売しているHueシリーズのなかでも「Hueブリッジ」をご紹介します。
PhilipsHueの特徴の一つが,照明機器のハブとして「ブリッジ」という機器を使う点にあります。
Zigbeeという無線通信を使うことで信頼性の高い照明の制御を実現しています。
Zigbeeってあまり聞きなれませんが,無線通信のひとつである特定の帯域をつかった通信の規格です。
おなじような仲間として,BluetoothやWi-Fiといったものがあります。
BluetoothやWi-Fiも同じように無線通信の一つで,つかう電波帯域によって種類が違うといった具合です。
同じ空間に,同じ帯域を使う機器がたくさんあると電波が渋滞してしまってうまく制御ができないということがおきます。
現代の家ではWi-Fiに繋ぐものが本当に多いですからね。
スマホ×家族分,タブレット,パソコン,スマートスピーカーなどなど。
PhilipsHueは,家庭で使われることの多いBluetoothやWi-FiをあえてさけてZigbeeを使っているんです。
他社サービス連携
接続方法
専用ハブ | ◯ |
Wi-Fi接続 | × |
Bluetooth接続 | ◯ |
Zigbee接続 | ◯ |
Thread接続 | × |
ECHONET Lite接続 | × |
有線LAN | ◯ |
PhilipsHueシリーズは通信にZigbeeという通信規格を使用しています。
そのため基本的にスマホとの通信にはハブの役割をする専用のPhilipsHueブリッジが必須です。
ただし、機能は限られますがスマホとHueシリーズのライトを直接Bluetoothで繋いで操作も可能となっています。
Bluetooth接続は制約が多いため本格的に使うのであればブリッジが必須といってもいいでしょう。
この製品の他にAmazonEchoやEchoShow10にもZigbee通信のハブ機能があり、Hueブリッジと同様の機能が利用可能です。
AIスピーカー&外部サービス連携
Matter | ◯ |
AmazonAlexa | ◯ |
GoogleHome | ◯ |
AppleHomeKit | ◯ |
IFTTT | ◯ |
HEMS | × |
PhillipsHueシリーズのスマートライトはZigBee通信のハブであるPhilipsHueブリッジを使うことでAmazonAlexa、GoogleHome、AppleHomeKit、IFTTTと連携することが可能です。
主な機能
Hueシリーズのハブとなる存在が「Philips Hue ブリッジ」です。
Hueブリッジを使うことで,スマートフォンやタブレットさらには音声で照明をコントロールできるようになります。
Hueシリーズのスマートライトは,スマホとの通信の場合はBluetoothを使って通信をします。
しかし,Bluetoothでスマホと接続できる照明の数は最大接続数が10台までに限られます。
一方で,Hueブリッジを使って照明を接続すると最大接続数を50台にまで増やすことが可能です。
また,Hueブリッジとスマートライトとの通信はBluetoothではなく,ZigBeeという無線通信規格を使うことで低電力で信頼性の高い照明コントロールの実現を可能としています。
Hueシリーズの紹介やHueハブの使い方などはこちらでまとめていますのでご覧ください。
まとめ
今回はHueブリッジについて解説してきました。
もう一度、今回の内容をおさらいしておきましょう。
・PhillipsHueシリーズのハブ
・EchoやEchoShow10でも代替可能
・Hueシリーズスマートライトをフルに使う上で必須
本記事の内容を参考に、ぜひHueブリッジを試してみてください。
それでは、今回は以上になります。