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アレクサでpopInAladdinを操作する方法:SwitchBotハブミニ&Panasonicとったらリモコンが最適解

Aladdinをアレクサで操作できた便利じゃないですか?

オンオフだけでもアレクサで操作できたらなー思いませんか?

今回は、Twitterで紹介して好評だったAladdinをアレクサで操作したい!という方向けのまとめ記事です。

前提をお話しすると、popInAladdinシリーズは現在アレクサに対応していません。

最新のX2Plusはもちろん旧型のAladdin2やSEなどでも可能な方法です。

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リモレスと専用アプリへの不満

あなたは純正のスマートスピーカー「リモレス」に満足していますか。

私はpopInAladdin2とリモレスを寝室で使っています。

主に寝る前に使うことが多く、TVerでドラマをみたり子どもの寝かしつけでYouTubeをみたり重宝しています。

ただし、不満点がいくつかあります。

主にリモレスと専用アプリ、この二つです。

電気を消したいのにリモコンがないとイラッとしますよね。

我が家では寝る際に子どもがリモコンをベッドの下に落としてしまって電源が切れないなんてことがたまにあります。

そんな時のためにリモレスを置いてあるんですが、必要な時に限ってぜんぜん声を聞とってくれないんです。

「リモレス、アラジンをきって」といっても部屋にエラーオンが響き渡るだけ。

ひどい時なんてウェイクワードの「リモレス」すら反応しない。

スマホアプリからでもオンオフの操作できますが、アプリの出来もひどいものです。

アプリを起動するたびにAladdin本体と再接続するのですが、接続待ち時間が長すぎる。

FireTVアプリのスマホリモコンとは大違いです。

しかもAladdinアプリは2回に1回は接続失敗する始末で使い物になりません。

そんなわけで、リモレスもスマホアプリも痒い所に手が届かない。

この不満ポイントが今回のAladdinアレクサ連携の出発点です。

追記:リモレスは公式にサービス終了がアナウンスされ、現在使えなくなっています。

今回以外の不満ポイントはこちらで詳しくまとめています。

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Aladdinをアレクサで操作する上での課題

解決策1 スマートリモコンを使う

前提でお話しした通り、popInAladdinシリーズはアレクサ対応していません。

Aladdinをアレクサで操作できるようにする方法の一つとしてスマートリモコンがあります。

スマートリモコンは、スマートフォンやスマートスピーカーなどのスマートデバイスから操作できる学習リモコンです。

既存の赤外線式リモコンを簡単に覚えさせることができ、アレクサなど音声アシスタント連携で音声で家電製品を操作可能になります。

Aladdin純正リモコンの赤外線信号をSwitchBotハブミニなどの学習リモコンに覚えさせて音声で操作しようという方法です。

SwitchBot スイッチボット|ハブミニとは?SwitchBotのハブ「ハブミニ」についての記事です。商品の特徴やAIスピーカー対応などの有無を表を使って解説しています。...

しかし、そこで問題が発生します。

Aladdin純正リモコンは少し特殊な仕組みです。

純正リモコンには先端に赤外線信号を発信する部分があります。

しかし、そこから出される信号はAladdin照明のオンオフと調光のみです。

Aladdin純正リモコンのボタンの大部分を占めるプロジェクター操作ボタンはBluetooth信号によるもの。

赤外線信号ではなかったんです。

ということは、このハブミニだけを使った方法ではプロジェクターの操作はできないということになります。

解決策2 スマートリモコン&とったらリモコンを使う

プロジェクターをオンオフする方法は、純正リモコンもしくはアプリから操作する方法の2つしかありません。

しかし、よくよく考えてみるともう一つ方法がありました。

それは、壁スイッチをオンにした時にシーリングライトと一緒にプロジェクターもオンになるという事実でした。

そこで壁スイッチを赤外線信号でオンオフできればいいのではと考えたのです。

ここで登場するのがPanasonic社の「とったらリモコン」という製品になります。

「とったらリモコン」は、Panasonic社が製造する壁スイッチの一種です。

付属の赤外線式リモコンでLED照明の調光やON/OFF操作が手元で簡単にできるようになっています。

今回接続するのは照明ではなくpopInAladdinですが問題なく使用できます。

SwitchBotハブミニに、とったらリモコンのリモコン赤外線信号を覚えさせることでプロジェクターをオンオフできるという仕組みです。

解決方法

まず、前提としてAmazonEchoとSwitchBotハブミニをWi-Fiルーターに接続して設定してあることとします。

上記の図は

・黒い矢印がWi-Fiでの信号の流れ

・赤い線が赤外線信号の流れ

・黒い棒線は壁内の電源配線

となっています。

ルート1 プロジェクター

まず、Aladdinのプロジェクターをオンにするルートをご説明します。

前提として、SwitchBotハブミニに「とったらリモコン」のリモコン信号を学習させます。

アレクサアプリでSwitchBotを連携させ、定型アクション機能で次のようにボイスコマンドを設定します。

「アレクサ、プロジェクター」(このコマンドは自由に変更できます)

このボイスコマンドをトリガーに次のようなルートで操作が行われます。

アレクサ(音声)→(Wi-Fi)→ルーター

ルーター→(Wi-Fi)→ハブミニ

ハブミニ→(赤外線信号)→とったらリモコン

ハブミニからの赤外線信号でとったらリモコン側がオンになります。

壁内の配線からつながっているAladdinに電気が通り起動。

プロジェクターが起動し照明もオンになります。

オフにする場合も同じボイスコマンドでOKです。

とったらリモコンのオンオフはシーソー式になっていますので同じコマンドで良いです。

ルート2 照明

プロジェクタールートでは照明とプロジェクターが両方ついた状態です。

この状態から照明のみを切りたい場合は次のように設定します。

SwitchBotハブミニにAladdinリモコンの照明オンオフを覚えさせます。

定型アクションで次のようにボイスコマンドを設定します。

「アレクサ、プロジェクターライト」(このコマンドは自由に変更できます)

このボイスコマンドをトリガーに次のようなルートで操作が行われます。

アレクサ(音声)→(Wi-Fi)→ルーター

ルーター→(Wi-Fi)→ハブミニ

ハブミニ→(赤外線信号)→Aladdin

ハブミニからの赤外線信号でAladdin本体側の照明がオフになります。

先ほどと同様に同じボイスコマンドで照明をオンにすることも可能です。

ただし、とったらリモコン側(壁スイッチ)がオフの状態ではAladdinが導通していないため照明のオンオフはできませんのでご注意を。

問題点1 照明オンだけができない

これらの方法であれば問題なくアレクサをつかって音声操作が可能です。

定型アクションの工夫次第では、プロジェクターをオンにして照明をオフにするを1回のボイスコマンドで行うことも可能になります。

ただし、問題点が1つ。

この場合、照明オンでプロジェクターオフの状態をつくりだすことができません。

プロジェクターをオフにする方法がとったらリモコン側をオフにするしか方法がなく、その場合は照明も消えてしまうためです。

こればっかりは仕方がないのでAladdin専用リモコンを使ってください。

問題点2 ハブミニととったらリモコンの配置

とったらリモコンはSwitchBotハブミニからの赤外線信号を使って制御しています。

赤外線信号は、一直線に機器同士が位置するように配置しないと使えないんです。

テレビのリモコンと同じですね。

ということは、ハブミニを設置する場所は限られてくるということになります。

家具の配置や人がよく通る場所など考えて設置する必要がありますのでご注意ください。

配置としては壁コンセントに対して画像のように設置する方法をお勧めします。

SwitchBot純正のハブミニケーブルレスアダプタをUSB ACアダプタ繋げています。

上記写真の

になります。

※USB ACアダプタはコンセントとUSBポートが90度の位置関係でないとハブミニが正面を向かないので注意が必要。

AmazonEchoFlexはEchoとハブミニを一体化できるので今回ぴったりの製品なんですが、なにせ販売終了してしまっているので気になる方はメルカリで探してみてください。

私は床から170cm程度の位置にある使っていないエアコン用100Vコンセントに繋いでいます。

この位置なら障害物になるような物もなく、とったらリモコンに信号が届きます。

使用する機器

今回使う機器をおさらいしておきましょう。

popInAladdin

Amazon Echo(種類問わず)

Wi-Fiルーター(種類問わず)

SwitchBotハブミニ

Panasonicとったらリモコン

すこしややこしいですが、新築でお考えの方であれば担当者さんに相談すれば可能だと思います。

popInAladdin

我が家ではpopInAladdin2を使っていますが、最新型のAladdinX2Plusでもこの方法は再現可能です。

AmazonEchoは多くのラインナップがありますがどのモデルでも構いません。

Echoについてまとめている記事はこちらになりますので気になる方はご覧ください。

【2023 最新版】AmazonEchoシリーズ全14種を徹底比較! 「Amazon」が販売しているAIアシスタント「Alexa (アレクサ)」搭載のスマートスピーカー,「Amazon Echoシリーズ」...

Wi-Fiルーター

Wi-Fiルーターは2.5GHz対応であればどのタイプでもOKです。

ただし、スマートホーム化するのであれば同時接続数の多いメッシュWi-Fi対応機種に機種変されることをお勧めします。

【完全版】平屋こそメッシュWi-Fiがおすすめ|無線LANルーターは家の中心に置くな! 毎日の生活になくてはならないWi-Fi環境。 今回は最近話題のメッシュWi-Fiについて深堀をしていきます。 https...

SwitchBotハブミニ

SwitchBotハブミニは2023年後半に後継機種のハブミニ2が販売されます。

ハブミニ2は多機能高価格化され棲み分けができそうですのでハブミニを購入されても損はしないと思います。

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とったらリモコン

とったらリモコンの取り付けには電気工事士の資格が必要です。

この方法は、とったらリモコンを使う関係で電気工事士免許が必要なためDIYには向きません。

新築計画中であれば、Amazonで購入して施主支給で設置してもらえば最小限の工賃で設置が可能でしょう。

また、地域の電気屋さんや「くらしのマーケット」をつかって頼むのも方法の一つです。

しかし、工事を依頼すれば部品代除いて1万円程度の工賃でやってくれるのではないかなと思います。

不安な方はたてられたハウスメーカーや工務店に相談してみるのも良いかもしれませんね。

とったらリモコンについては、壁スイッチ1つタイプの2路スイッチだけではなく、壁スイッチ2つの3路スイッチに対応したラインナップもありますのでご不明点ありましたらご連絡ださい。

相談に乗ります。

まとめ

今回はpopInAladdinをアレクサで操作するという方法を解説してきました。

今回の記事をまとめると

リモレスは使い勝手が悪い

Aladdinはアレクサ連携未対応

「ハブミニ」と「とったらリモコン」でアレクサ操作可能

では今回はこの辺で失礼します。

参考になれば幸いです。

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