この記事ではSwitchBot社が販売している「ハブ2」をご紹介します。
他社サービス連携
接続方法
専用ハブ | ◯ |
Wi-Fi接続 | ◯ |
Bluetooth接続 | ◯ |
Zigbee接続 | × |
Thread接続 | × |
ECHONET Lite接続 | × |
有線LAN | × |
ハブ2はSwitchBotシリーズの母艦となるハブの新型になります。
従来型のSwitchBotハブミニに比べてさまざまな機能が追加されました。
新たに共通規格「Matter」にも対応することで利便性が向上。
従来のハブミニとも合わせて使うことが可能なため、スマートホーム初心者の方はお値打ちなハブミニを購入して次にハブ2といった買い方もアリかもしれません。
AIスピーカー&外部サービス連携
Matter | ◯ |
AmazonAlexa | ◯ |
GoogleHome | ◯ |
AppleHomeKit | ◯ |
IFTTT | ◯ |
HEMS | × |
ハブ2から新たにスマートホーム規格「Matter」に対応しました。
ハブ2をハブとして接続したSwitchBotシリーズの製品のみMatter対応します。
Matter対応の他社製品のハブとしては機能しませんので注意が必要です。
Matterに対応することで、いままでのハブミニでは未対応だったAppleHomeKitにも対応します。
AmazonAlexa、GoogleHomeなどは従来通り変更なく対応します。
主な機能
新規格「Matter」対応
ハブ2は新たにスマートホームの共通規格「Matter」に対応するようになりました。
Matter対応によって他社のMatter対応スマートホーム製品との連携もスムーズに行うことが可能。
また、Appleのホームアプリからも家電を操作できるようになります。
従来のSwitchBot製品のうち次の製品は、ハブミニからハブ2に交換することでMatter対応になります。
その他の製品も順次対応予定です。
スマート赤外線リモコン
ハブミニに引き続き、赤外線リモコンを覚えてスマホアプリから使うことができる学習リモコン機能は健在です。
また、従来のハブミニに比べて赤外線の送信範囲が2倍に増加。
広いリビングなどで使う際に届かないということが少なくなります。
学習リモコン機能は、手元のリモコンを思させることも可能です。
しかし、アプリ側で4800社83000以上の製品の赤外線コードを覚えているためひとつひとつボタンを登録する必要がありません。
引越しや新居で登録する電化製品が多い場合にはありがたい機能ですね。
温湿度計を搭載
SwitchBotシリーズには温湿度計と温湿度計プラスという製品があります。
今回のハブ2にはこれら2つの製品の機能がハブに内蔵されました。
本体と繋がるケーブルの中間に温度センサーを配置することで、ハブ2から放熱する熱に影響されずに室内の温度湿度を測ることが可能。
また、アプリから温度湿度をトリガーにエアコンや扇風機などの家電を操作することも簡単にできます。
また、温度湿度はドットマトリクスLEDで表示本体パネルに表示。
液晶画面とは違って白を基調としているためインテリアにも合わせやすい配慮がなされています。
スマートボタン(物理ボタン)
SwitchBotシリーズではリモートボタンという製品があります。
アプリで登録した家電などの操作を物理ボタンで実行できる製品です。
ハブ2ではこの物理ボタンを本体全面に搭載。
例えば、外出するさいに押すことで登録された家電を複数OFFにするといったことも可能です。
この設定はアプリで簡単に行うことが可能。
壁や玄関などに取り付けると利便性がさらに向上しそうです。
赤外線リモコン探知機能
赤外線式の学習リモコンで不便な点が家電付属のリモコンとのバッティングです。
ハブ2は、IR Decoding機能を使うことで付属のリモコンを使ったことをハブ2側で感知することが可能。
これによって、家族がリモコンで操作したといったことも正確把握ができます。
この機能は2023年の4月以降ファームウェアアップデートで提供される予定です。
インターネットが切れても操作可能
従来のSwitchBotハブミニであればインターネット環境が途切れると家電の操作ができませんでした。
しかし、ハブ2ではインターネット環境が何らかの理由で途切れてもローカル環境のみでアプリから家電を操作可能になりました。